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アロウズガーデンデザインブログ
LIXIL2016年の新商品。
毎年恒例、LIXIL主催の甲信越エリアミーティングが、駒ケ根市にある中央研究所で行われました。
二日間にわたる研修は、一日目にセミナーと前年の振り返り及び今年の計画、二日目には新商品の見学ができます。
新商品は、全国的にもかなり早い段階で実際に見ることができます!
それ故、開発中で実際の発売時には仕様変更になっていることも多いのですが・・・。
今回は、実際にこの目で見たものから特に気になったものをご紹介します!
まずは今年の新商品の中でメインとなりそうな商品、+Gのポイントルーフです。
自転車置場やアプローチ、そして最近多くご相談いただく玄関ポーチの屋根にも使えそうな小型のルーフ。
写真は、同じく新色の『グレイッシュオーク』です。
二本の柱で支えるものや片方は袖壁にするタイプ、ウォールの上に乗せたり住宅の外壁に取り付けたり・・・。
恐らくエクステリア専門のデザイナーにしか提案できないほどプランニングには苦労しそうですが、間違いなく素晴らしいファサード空間を形成してくれそうです‼
実際の発売と、見積もりシステムの運用開始を待ってご提案していきたいと思います!

柱一本と袖壁の仕様。

片方を門柱の上に乗せた仕様。

1台用の自転車置場に。
いずれも、雨どい無しのすっきりしたフォルム。
(オプションで雨どいも付けられますが、これぐらいのサイズなら樋がなくても問題なさそう。)

この重なりが見事!
照明を設置すれば、間接照明になって凄くおしゃれになりそう。
こちらは、アレンジフレーム(名前違っていたらごめんなさい)という商品。
枠はサイズが決まっていますが、中のデザインは自由になるそうです。
高木や低木、草花を融合させてデザインすると良さそうですね!

留めの納まりがこだわりですね。

電気錠式の壁付けポスト。
今後、ポストのスタンダードになりそうな予感。

昨年新発売された12V照明の『美彩(びさい)』、ラインナップが増えました。
ポールはステンレスの鏡面仕上げ、光っている部分はガラスの塊です。
わずかな気泡が、より美しさを際立たせます。

植木をライトアップするスポットライトは発光部が一つのワンコア方式なので、映った影が鮮明になります。

そして、今回一番のサプライズ!
旧TOEXから続くLIXILのガーデンルームの歴史を見ることが出来ました‼
今となってはとても貴重なガーデンルームの原点。
昨年からこの展示棟に設置されたとのことで、長くこの業界に携わっている方には嬉しい展示なんじゃないでしょうか。
1988年に初めて発売された、エクシオールPATIO。
恥ずかしながら、私は存在を知りませんでした。

ここからは知っています。
自然浴家族。

初代の暖蘭物語。

初代cocoma。

ここからは、現在発売中です。
cocomaⅡ

New暖蘭物語

ZIMA

そして最後に、年表をご紹介。


初のガーデンルーム発売の時は、私はまだ10歳。
知らなくて当然だ・・・。


2000年、このころエクステリア業界に飛び込みました。

初めての樹脂デッキ、樹の木。
Ⅱ、Ⅲと続いて、現在の樹ら楽ステージになっています。

ありましたねー、スカイエール。
懐かしい・・・。

2009年、現在も絶賛発売中のZIMAが登場。
そして未来へ・・・。
これからもどんどん良い商品が出てくるでしょう!

最後は業界ネタになってしまってすいませんでした。
来週には、他メーカーの新商品も一部見れる予定です。
またブログで報告させていただきます!
土間コンクリートを使わないエクステリア。
現在工事中の物件のご紹介です。
駐車場とアプローチ、全てを土間コンクリート舗装ではない素材で仕上げました。
アプローチと道路沿いは、高級素材の天然石張り。
タイヤ痕も経年の汚れも気にならない、素晴らしい素材です!
レンガ縁のアクセントが効いていますね!

駐車場には、ヴィンテージ風のインターロッキング。
BESSさんの住宅にマッチした、ナチュラルな雰囲気になりました。
自動車のタイヤ止めも兼ねた花壇は、戸隠石の石積みです。

奥の駐輪場への動線には、違う種類のインターロッキング。
外壁側面のブラックに合わせて、グレー系でコーディネート。
滑りづらい質感です。

自転車置場には、レッドシダーで囲った所にシェードを取り付けます。

もう少し暖かくなったら、門柱の塗り仕上げをしてポストと表札を設置予定。
春には、植木や草花も入り、素晴らしいエクステリアが完成します‼
冷たい印象になってしまう土間コンクリート舗装を使わないエクステリアは、暖かみのある雰囲気になるのでおすすめです。
少しコストが掛かりますが、数年後も見劣りしないので後悔はしないと思いますよ!
(インターロッキングの場合は、確実な施工をしないと凸凹になることがあるので注意が必要です。エクステリア専門の職人なら安心です!)
アートポート、アートウォール、シュエット etc・・・
厳しい寒さの中、職人さんに頑張ってもらって数件の工事が進んでいます。
当社では仕上がりの質を考慮して、コンクリートや塗り壁はこの寒さの中では行いません。
冬の間は、下準備や気温に関係なく進められる部分を施工させていただいています。
その中の一部をご紹介します。
1件目。
こだわりのお洒落な住宅にマッチした、素敵なエクステリア。

カーポートには、木目調のタカショー製『アートポート』。
門柱は、美しい曲線形状が表現できる四国化成の『アートウォール』。
物置は、サンキャスト製の『アルパイン』。
樹脂製ですが二重構造なので、断熱性能が高い商品です。

南側のテラス屋根は、LIXIL製の『シュエット』。
昨秋発売されたばかりの新商品。
木目のラミネートと屋根まわりのフォルムが美しい・・・。
その割にそれほど高くありません。
今後、大人気になりそうな商品です!

このあと、大きなタイルテラスや囲いの樹脂フェンス、石張りのアプローチや植栽、ライティングなどなど・・・。
盛りだくさんで素晴らしいエクステリア&ガーデンが完成する予定です‼
5~6月には完成報告ができると思います!
2件目は、アプローチから駐車スペースまですべてインターロッキングで舗装させていただいた作品。
種類を変え、色も変えてデザインしました。

道路面とアプローチには、東洋工業の『プラーガブリック』。
透水性で石目模様を表現した、高級インターロッキングです。
駐車スペースは30cm角の『クリアル』。
優しい色合いですね。

ポストはOnlyoneの『クーリエ・ポット』。
フェイクグリーンが良いアクセントになっています。

プラスGのフレーム下には、ダウンライトも設置。

春に植木と草花を植えて、完成の予定です。
さて、今後もどんどんと着工が続きます。
立春も過ぎて、寒さが緩んで来れば良いんですが・・・。
何はともあれ、仕上がりを重視して、迅速かつ丁寧に進めていきます!
施工事例に2件追加しました。
施工作品集に、2件アップしました。
1件目。
エクステリアのリフォーム工事。
暗くなりがちな北入りのエクステリアが、明るい印象に仕上がりました!
こちらからご覧ください。
↓ ↓ ↓

2件目。
SBIC施工作品コンテストに於いて、敢闘賞をいただいた作品です。
ローメンテナンスな広いインターロッキングのガーデン。
アクセントに色違いを採用して、デザイン性のあるテラススペースになりました!
こちらからご覧ください。
↓ ↓ ↓

冬の前に、カーポートと玄関の屋根を増設!
エクステリアのリフォーム工事が完成しました。
駐車スペースに積雪タイプのカーポート、そしてカーポートから続く玄関ポーチにも屋根を設置しました!
Before
対になった門柱の片方が邪魔をして、車の出し入れに不便がありました。
また階段の蹴上げ寸法もまばらで、レンガも所々砕けている状態でした。

After

当初のご依頼はカーポートと玄関ポーチの屋根の設置でしたが、車の出入りのしやすさやアプローチの歩きやすさも考慮して、階段の改修もご提案させていただき、全てリニューアルさせていただきました!
カーポートから玄関までの間は、『プラスG』という商品によって美しい納まりが実現。
階段で上がるため屋根を段差にする必要があったのですが、この商品なら最低限の柱本数で設置できます。
更に玄関ドアの正面の目隠し格子も、プラスGのフレームに一体型で設置できます。
カラーは、木目調でやさしい色合いのシルキーアイボリー。
玄関ドア、そして塗り壁と共にやわらかい印象で統一できました!
Before

After

Before

After

そして今回のこだわりポイント、オリジナルのフィックスパネルです!
プラスGの段差部分が空いてしまっていたため、アクリル板のパネルでふさぎました。
このパネルは、デザイナーであるお施主様にデザイン・製作をしていただき、当社で設置をいたしました。
通常はただのパネルになってしまうんですが、ワンポイント入れるだけでイメージが良くなりますね!
ありがとうございました‼


色々なパターンで製作できるとの事なので、今後様々な場面でご提案していこうと思います!
後日、施工実例に掲載します。